家を買うと税金がお得になる制度はご存知でしょうか。「住宅ローン控除」と言う言葉を聞かれたことがあるかたもいると思います。しかし、詳しくはどんな制度なのか?何がお得なのか?詳しくは知らない方も多いと思います。今回は少しだけ、こんな制度なんですということをお話します。

家を購入した時、住宅ローンを組む方も多いと思います。住宅ローンの残高1%相当額が10年間、所得税から減額されます。控除の対象となる残高の上限は4000万円(長期優良住宅などは5000万円)で、控除額は最大で400万円(同500万円)。所得税から控除しきれない額は住民税からも一定額まで控除が可能です。つまり、住宅ローンの残高が4000万円だとすと1%の40万円が所得税の減額が受けられます。

住宅ローン控除を受けるには一定の条件があります。利用できる期限が2021年12月31日の入居まで。登記簿面積50㎡以上、控除を受ける年の合計所得が3000万円以下、住宅ローンの返済期間が10年以上、中古物件の場合は築年数、耐震基準など3つの条件のいずれかを満たすものです。

必要な手続きは、入居の翌年の3月15日までに税務署で確定申告をする必要があります。

住宅ローン控除が受けられる物件を上手に選んで購入すると、税金の優遇が受けらるのは大切なポイントですね。

*住宅ローン減税の詳しい内容等は最寄りの税務署、税理士など専門家にご確認ください。