2月5日は、旧暦のお正月です。
中華圏において年中一番賑やかなお祭りで、
家族皆が集まって「年夜飯」を作りながらお祝いするのが一年最後の行事です。
旧正月のシーズンこそ、
中華料理の様々が一番輝かしい時期と言っても過言ではないでしょう。
「年夜飯」というのは、
イメージ日本のおせち料理のようなもので、
いわゆる「お年越しの夜に食べる飯」という意味です。
昔では「年夜飯」のメニューは全てお正月でしか食べられないもので、
族長が「年中一番」の食材を蔵から出し切って、
家族で一番料理のうまいメンバーが腕を振って、
一族皆の食欲をそそるように作らなければならない料理でした。
それほど重要な「年夜飯」において、
一番必要不可欠な料理は、お魚料理です。
中国語では「年々有余」(毎年もお金に余裕がある)という縁起の良い四文字単語があり、
その中の「余」を同じ発音の漢字「魚」で入れ替えれば、
「年々有魚」(毎年もお魚料理が欠かせない)になります。
このようなネタをもって、
中華圏の皆さんは「年夜飯」でお魚を食べながら、
来年の裕福を祈っているわけです。
天神サロンのお客様も、
来る猪年で裕福でいらっしゃるように、
お祈り致します。
新年快楽!