2021年 10月 25日 月曜日
水道の漏水率が世界一低い都市は??
樋口この記事を書いた人
皆さま、こんにちは
アセット営業室の樋口です。
今回は都市生活の上で欠かせない大切なインフラでもある『水道』の漏水率についてご紹介します。
日本の首都である東京の漏水率は約3%前後だそうですが、ロンドンや北京などの世界の大都市と比較しても驚異の数値となるようで、優れた技術大国であるドイツの首都ベルリンでも水道の漏水率は4%となっているそうです。
ただし、この現在の数値は一朝一夕に始まったことではなく、戦後焼け野原だった頃の東京の漏水率は、なんと約80%だったとのこと
ほとんどの水道水が水源から蛇口に届くまでにどこかに漏れてしまっていた状況ですね
そこから戦後約80年の歳月をかけて、世界でもトップクラスの漏水率の低さを実現したわけですね
さらに驚きは日本の地方都市で、東京よりも漏水率に優れた都市はいくつかあるようで、
広島・札幌・名古屋・さいたま市などは2%台の漏水率を誇っています。
そして、我が福岡市の漏水率は・・・・・・・なんと1.8%(平成29年度 実績)となっており、
世界一となっています
福岡市は全国の政令指定都市のなかでも唯一、一級河川が流れていない都市であるにもかかわらず、年間約15,000人が増加している大都市の水道を問題なく運営できているのは、福岡市民の節水の意識の高さと、世界一を誇る漏水率の低さがあるからこそなんですね。
こういったところも福岡市が移住先として人気が高い要因の一つなのかも知れませんね