お盆休みは久しぶりの一人旅で、東京に行ってきました。
とりあえず目的地なしで都内を歩こうと思って、
上野公園の近くに着いたら急に雨が降り出しました。
慌てて雨除けを探そうと思ったら、
上野の博物館群が目に入りました。
何と、
「三国志特別展」でした。
幼いころから三国志の大ファンで、
羅貫中先生の『三国演義』原作も横山光輝先生の漫画も愛読しており、
即チケット購入で館内に入りました。(雨から逃げるのも含めて…)
とたんに、目の前に関羽雲長様の像がいらっしゃいました。
言葉が出てこないほど、凛々しいです。
近代中国において、
「武運」「富」「安定」を象徴する神様であった関羽様の前で、
心を清めて会社の発展と自分の幸せを祈りました。
会場は思うより広く、呉の人形、蜀の甲冑と兵器、曹操の墓等、
中国本土各地の博物館から三国時代に関する展示物を集め、
都内で期間限定の展示を行って、
魏・蜀・呉に問わず、すべての三国志が見えるということでした。
(館内撮影もOK)
諸葛亮孔明が発明したと言われる「諸葛弩」も展示され、
壁の一面に矢が雨のように発射されてきた演出もありました。
すぐに査定してあげようという不動産営業の癖が出てきそうでしたが、
築年数が昔過ぎでさすがに無理でした…
さぞ現代で昔の建築物を再現した模型だろうと思ったら、
千年の歴史も持った文化財でした。
つまり千年前の人間が作った作品です。
感服。
館内から出てきたら空もあっぱれになりました。
急な天気と空間の変化のせいか、
まるで時間トンネルで三国時代に旅してきたのように、
千年前の戦場に酔い痴れました。
一瞬、上野公園の森を吹いた風にも、
歴史の音が聞こえてきました。








お休みを頂き佐賀の温泉へ宿泊してきました




















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