2010年 11月 21日 日曜日
研修旅行~バングラデシュ編
この記事を書いた人
こんにちは、売買部上田です。
三好不動産OBで大先輩のI江社長のリクエストによりブログを再開させていただきます。
我が社は最近中国人富裕層への不動産購入の働きかけに積極的に取り組んでいます。
そこで私は中国の次は何がくるか(福岡はまだ中国もきてないんですが)と考えて、YKK、ユニクロ等進出目覚しいバングラデシュに視察のために今週行ってきました。
旧市街はリキシャーだらけです。
イスラムの国です。
着いた日から3日間が何とか言う牛のお祭りの日でした。牛のお祭りといっても道端で生きた牛を(暴れる)紐で縛って首を切って捌いて分け合ったり売ったりするようで、これのどこが祭り?というような感じでした。
血の海。
牛を捌いていない通りを見つけるほうが難しいくらいの状態で、具合が悪くなりそうでした。
牛の皮山積。
本当に街中に血と生肉の臭いが充満しています。
「牛のお面をつけて子供が走り回るハロウィンみたいな祭り」と勝手に想像していたので腰を抜かしました。
街歩きは楽しく退屈しません。
みんな片言の英語で話しかけてきます。ハローもなしに「フィッチ カントリー?」が一番多く「ファッチュア ネーム?」、いきなり「フーアーユー?」というのもありました。
何も言わずいきなり握手を求めてきたり、30分くらい後を付け回す中年男もいました。どこに行っても視線が痛いです。
結局空港とホテル以外で一人も西欧人・日本人に会いませんでしたので外国人が珍しいのでしょう。
郊外に行こうと思いバスに乗りましたが、行き先を間違えて何もない田舎に来てしまいました。
オンボロバス。
エアコン無し。1時間以上走っても30円程度。
どこにいるかわからず言葉も通じず困っていると、日本に出稼ぎに行っていたという男がどこからともなく湧いて出てきて、「日本人?日本の経済厳しいねー」などと腰巻に裸足、食べかけのバナナ片手に話しかけてきます。お前に言われたくないわ、と思いながら乗るバスを教えてもらったりしてしばし談笑。その男の子供。
同じく裸。
旧市街に泊まりましたが、祭りのためまともなレストラン(もともと少ない)がほとんど閉店していて丸3日間路上の店やバラックでハエのたかったカレーやナンを食べなければなりませんでした。
この後腹痛。
巨匠ルイスカーンの最高傑作といわれる国会議事堂。ここより先は入場禁止でがっかり。晴天なのにスモッグでかすんで見えます。
「バングラデシュのデベロッパーはレベルが低く、最近7階建てのビルが自然に崩落した。日本企業なら質が高いから間違いなく売れる」、と熱く語ってくれた老人。
インテリ。
※結論:三好不動産の進出は時期尚早のようです。