皆様、こんにちは
アセット営業室の樋口です。
今年も、9月17日に土地取引の価格の目安のひとつとなる「基準地価」が国土交通省より発表されました。
2024年の基準地価においては、全国的にみて地方圏の回復傾向が鮮明になったようで、半導体工場の進出や訪日客の増加によって上昇の波が都市部以外にも波及したのが印象的ですね。
我が福岡県では、商業地の上昇率で県内トップになったのは、中洲四丁目です。
コロナ禍の落ち着きや訪日客の増加によりホテルや飲食店ビルの需要が急回復しているのが大きいようです。
工業地の上昇率は11.6%でなんと全国1位!
小郡市の新インターチェンジの開通や、熊本県の半導体工場の開業による用地需要の拡大していて、今後も県内の広範囲においてこの状況は継続しそうですね。
住宅地については、平均価格も8年連続で上昇していますが、エリアによっては需要がひとまわりして落ち着きをみせ価格上昇にかげりがみえているところもあるようです。
福岡市内や市内中心部への交通アクセスの良いエリアなどは早くから価格上昇が始まっており、高騰した価格の物件については在庫となっている状況もあるようです。
とはいえ、不動産価格というものは、個別の需要と供給で決まる側面もありますので、市内中心部や住宅ニーズの高いエリアなどについては今後も上昇がつづくと思われます。
福岡都市圏の不動産のご購入、ご売却は是非当社までご相談下さい。