こんにちは。
アセット営業室の豊島です。
日本銀行による金融政策の修正が進んでいます。10月31日には、長期金利が事実上1.0%超えることを認める方針を決定し、3カ月前の7月には、上限を1%へ引き上げることを決めたばかりです。
市場では24年1月、さらに短期金利も今のマイナス金利が解除されるのではないかという見方も出ています。そうなれば金融機関の融資金利が幅広く上がることが見込まれます。金利が上がれば返済金額が増えます。金融機関は審査時に収入に対する返済額の比率も見ますので、収入が変わらなくとも返済が多くなるので返済比率が悪化し、今まで審査が通っていた年収の方も足きりにあう場合もでてきます。購入できる方の母数が減るため、需要と供給のバランスを考えると、不動産価格は下落します。
「金利が上がると、不動産価格が下がる」
この方程式がなりたつわけです。
これは実需用物件にも収益物件にも同じことが言えます。
戦略の見直しが必要になる場面がくるかもしれません。