みなさんこんにちは。
売買営業部の下坂です。
最近、民泊が話題ですね、
毎日の様に民泊に関する記事を見るような気がします。
民泊は、ご承知の通り、自宅の一部やマンションの空き室を活用して、宿泊サービスを提供するものですが、観光立国を推進することがその背景にあります。
急増する訪日外国人観光客の宿泊需要への対応や、地域活性化のための空きキャパシティの有効活用等の要請に応えることが求められているからです。
昨日福岡市の訪日外国人観光客・クルーズ等に関するセミナーに参加しましたが、講師の市職員の方も訪日外国人観光客の対応として、宿泊、駐車場整備等が急務だとおっしゃられていました。
民泊の想定される問題点や課題には、旅館業法の営業許可をはじめ、マンションであれば見知らぬ人の出入りや近隣の苦情、感染症蔓延防止やテロ防止等があげられます。
某大手マンションは先日、この民泊の動向に対してマンション規約に民泊の利用をしないといった内容の文言を入れることで入居者の安全性を意識した動きをしております。
特区の一つである東京都大田区では来年2月から運用を開始予定で、福岡市においては今月の嵐・EXILEのコンサート開催日合わせてネットから民泊利用の申請を募る方向性です。
民泊の動きが本格化してくれば、マンション販売価格や空室家賃等不動産市場に与える影響は必至です。今後も民泊に対する行政、民間の動きを見ていきたいと思います。