2008年 10月 5日 日曜日
『専攻建築士』とは、、
この記事を書いた人
こんにちは、、、 売買営業部の高尾と申します。
今回は、不動産業に関係のある『建物』に関する
国家資格の『建築士』についてです。
その資格は、建物の用途や規模により「1級・2級・木造建築士」に
分かれています。
さらに実際の業務では、
・都市計画を考えた街づくりの専門家
・建物のデザインの専門家
・強度や耐震診断の専門家
・現場での施工管理の専門家
・給排水、電気、空調などの専門家
など、それぞれの専門家として活躍しています。
そこで、建築士の団体・建築士会では、病院でも医師が
内科・外科といった専門を表示しているように、建築士にも
その人の専門領域や得意分野がわかるように、次の8つの
『専攻建築士制度』を平成17年から新設されております。
・『まちづく 専攻建築士』
(都市計画を考えたり、まちづくりのコンサルタントをします。)
・『設計 専攻建築士』
(建物の設計、構造や設備等全体のとりまとめを行ないます。)
・『構造 専攻建築士』
(建物の構造設計で耐震や補強設計の専門家です。)
・『生産 専攻建築士』
(建築現場の施工管理のプロです。)
・『環境設備 専攻建築士』
(建物の電気やガス、空調等の設計をします。)
・『棟梁 専攻建築士』
(数奇屋造りや伝統建築の設計や大工技能も兼ねた棟梁です。)
・『法令 専攻建築士』
(建築確認書や住宅性能表示の検査をします。)
・『教育研究 専攻建築士』
(建築の教育や新技術の研究、開発を行ないます。)
上記の8つの内、任意に最高3つまで、選ぶことが出来ます。

専攻建築士は建築士の資格取得後の経験と実績を
第三者機関が認定し、5年ごとの更新時に5年間の
継続能力開発・研修にて250ポイントを得ることが
義務づけられています。
今後とも、よろしく お願いします。