売買部の横山です。
そろそろ九州場所が始まりますね。お相撲さんの姿がチラホラ見えます。
もう随分昔(20年位前)の話ですが、ある相撲部屋に御贔屓さんに連れられ
「チャンコ鍋」に呼ばれましたがそこでのお話です。
お鍋の中にそれはそれは沢山の具が入り出来上がっておりまして目の前には
プラスチックの丼が二つ。「どうぞ」と若いお相撲さんが言われるのでチャンコは
丼で当然と一つを出して入れてもらい、次にビールを「どうぞ」との言葉で
「はて、コップは」と目で探すと「いえ、その丼で」のしぐさ。ビックリしましたね。
お椀で日本酒は前に幾度かありますが丼でビールは初めてでしたね。
ビンの半分位が入りましてもうこれで参りました。
横に親方の席がありまして晩酌の「肴:さかな」とお酒(焼酎か)が揃えて
準備されていました。
立派な大きな「しめ鯖のおなかの部分」、「沢庵の新漬」だけでしたが
それはそれは感心させられました。チャンコ鍋よりどれほど美味しいかと
思いもうそれでお箸は止まったのでした。