本日の記入者は唐人店、金田です。
私は以前、ボクシングをやっていた事もあり、先だっての亀田選手の世界戦を
興味深く、観戦させていただきました。結果は皆さんもご存知の微妙な判定。
個人的には相手選手が少なくとも2ポイントは勝っていたと思いました・・・。
ボクシングは勝ち負けのはっきりする「オトコの世界」と思う方も多々おられますがボクシング界そのものがスターの出現を待ちわびるため、有望選手と対戦した時など国内でも微妙な判定は多かったと記憶しています。(15年くらい前ですが)当時、通っていた東京の明大前という京王線の駅近くに「Oジム」というボクシングジムがあり、同門で同い年のYという選手がいました。そのY選手が東日本の新人王予選決勝で某大手ジムの有望選手とあたった時、明らかに7対3くらいで優勢だったのに結果はドロー、場内にどよめきと失笑がおこり、エキシビションラウンドで延長2ラウンド。それも6対4で優勢でしたが、またしてもドロー。今度は失笑ではなく怒声と大笑いの声。最終的にもう1ラウンド延長の末、今度はイーブンでしたが、相手選手の勝ち。誰が本当の勝利者かは相手選手もわかっていたようでした。・・そのY選手はサラリーマンボクサーとしてマスコミのスポットを
浴び、世界挑戦もなし、引退しましたが、最近44歳にも関わらず、特例でカムバックして日本タイトルを狙うまで上ってきたとか・・・。昔の同門として誇らしくもあり、見習って自分の現状打破につなげねばと思ったりしております。