お久しぶりに書きます。
今回の担当は唐人店の青木です。
久々にいい本があったので、秋の夜長にどうでしょうか?
表題通り「手紙」という東野 圭吾さんの小説です。
殺人で犯罪者となった兄を持つ弟が「身内に犯罪者がいる」
というハンディキャップに立ち向かい、苦悩と挫折を繰り返し、
成長していくという内容です。
何が良かったか?
犯罪者の気持ちを描いた小説は多いですが、この物語は
主人公が犯罪者ではなく「身内」に罪を犯した人間がいるという
設定は初めてでした。センス感じましたね。
この設定で、身内の立場から犯罪というものをいやらしい位
痛烈に見せ付けてきます。
そして何と!この手紙の映画が現在公開されているんです。(写真)
しかも、久々原作を超える感動作品に仕上がってるとか・・。
必ず見たいと思います。
こういう映画を免許更新の時に見せると効果あると思うんやけどなー。
事故現場の映像は犯罪者と、その人を取り巻く人たちの心の動きまでは映しませんからね。
まーでもそうなったら、なかなか免許更新終わりませんね 笑。
しかも講習終わるごとに、教官を含めみんな号泣で教室から出てきて。 なんじゃそりゃ。是非ご一読・ご鑑賞を。