2011年 6月 25日 土曜日
恋人たちのドゥオーモ
この記事を書いた人
フォレンツェのドゥオーモは
恋人たちのドゥオーモ
のフレーズから始まる映画「冷静と情熱のあいだ」

この屋上で10年後の約束を交わす恋人たちの映画です。
ケリーチャン演じるあおいは
強がりで意地っ張り。
一目を引く美しさを持ちながら、
純粋さというか一筋な想いを抱いた生き方が
同姓の私から見ても惹かれます。
また、音楽を担当している
吉俣良さんの曲がとてもいい。
鹿児島に住んでた頃、
職場の先輩に連れられて一度だけライブに行ったことがあります。
今、思うと貴重な経験です。
そんな個人的な想いを持ちながら、
映画の中でもかなり重要なポジションにいる
フィレンツエのドゥオーモに訪問。
サンタ・マリア・ノヴェッラ駅から徒歩5分もしないうちに
辿り着き、

サン・ジョヴァンニ洗礼堂や
ジョットの鐘楼を横に


まずはレストランへ

日本語メニュー助かります。

でも、このお店はそれだけじゃないんです。
店内の雰囲気と

これです。
ポルチーニ茸。
これを目指してやってきたんです。




イタリアへ来て9年という女性スタッフが働いていて、
ホールとおそらくキッチン内をきりもりされているんだと思います。
店内を活発的にいったりきたりされてて、
お料理とワインの勧め方もとってもスマート。
この日は、ロゼで。

まずは、生ハムの5種盛り。
世界ふしぎ発見!でクイズになってた生ハムが出てきたのにはびっくりしました。
その他サラミ系、豚の頭をどうにかこうにか加工してるもの、
定番の生ハム、もう一つ珍しいものがあったと思います。

そして、一番の目的。
ポルチーニ茸のグリル。
18ユーロ位だったと思います。
オリーヴオイル、ガーリック、バジルの香りが
新鮮なポルチーニの香りを引き出してサイコーに美味。


続いて、
手長エビとズッキーニのペンネ。


と、噂のTボーン。
これは700g。
結構な量でしょ。

正直なところ、
もうちょっと焼いて欲しかったけど、
現地独自の焼き加減でおいしく頂きました。
イタリア人は食べること、人生を楽しむことがすき!
というイメージでいましたが、
意外にもあまり外食はしないそうですよ。
なので、外食するときは
これでもかっ!という位食べるそうです。
そう聞いてから隣で食事を楽しんでる
おそらくイタリア人だろうなーという方達を見ると
注文数と量をマジマジと見てしまいました。
食の文化も違えば
古代から受け継ぐDNAも国によってきっと違う。
そんな陽気な遺伝子を持つイタリア人のおかげで
みんな楽しい思い出をもらうことが出来ました。
異文化にどっぷり触れるぞ!というだけの腹をくくっていたし、
飛べない空を飛んできた分だけ
収穫のある旅になりました。
修社長、ありがとうございます。